おはこんばんにちは★
ぱどまch はよ です\(^o^)/
題名にもある通り…大好きな東寺の
特別展が東京国立博物館で開催されていると
言うことで、行ってきました〜!!
3月下旬から開催されていて6月2日まで
の開催期間なのですが…
気がつくのが遅くて行くのがぎりぎりに
なってしまいました(T_T)
同じことを考えている同士達に紛れて
東寺展満喫してきました(^o^)(^o^)!
東寺といえば、修学旅行の行き先としても
定番コースになっていますね。
中学生・高校生の時に東寺で仏像や宝物館を
観た記憶がある方も多いのでは?
○東寺について〜

平安京遷都に伴い王城鎮護の官寺として西寺
とともに建立されたのが東寺(正式名称は
教王護国寺)です。(現在残っているのは
東寺のみで西寺は廃寺になっています)
平安京において寺院建立を許されたのは、
東寺と西寺のみでした。唐に渡った際に
青龍寺の恵果阿闍梨より受法し真言密教を
学んで帰国した弘法大師空海は、823年に
嵯峨天皇より東寺を賜り、東寺は真言密教
の根本道場となります。
空海のもたらした密教の造形物は、美術品と
しても極めて高い質を誇り、その多彩さや
豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜い
ているとされています(^o^)
今回の展示も素晴らしく魅力的なものばかり
でしたが勿論撮影禁止なので皆さんにお見せ
出来ないのが残念です。
※ちゃんと逆走せず順路にそって何回も
資料や仏像を見て回りました
そして、今回の東寺展なんと…あの
帝釈天だけカメラフレームに入れて
いいとの事で撮らせてもらいました(^o^)
帝釈天騎象像→写真撮影&SNS投稿がOK
でした(^o^)(※フラッシュはNG)

○帝釈天とは
帝釈天とは、仏教の守護神である天部
梵天と並んで仏教の二代護法善神とされて
います。天部最高位に位置する仏教の守護神
四天王(持国天、増長天、広目天、
多聞天)などを配下として仏教の世界観に
おける須弥山の頂上である忉利天の善見城
(喜見城)に住んでいるとされています。
もとは古代インド神話の英雄神・インドラと
呼ばれており天空を駆け抜け、
「インドラの矢」と呼ばれる雷で凶暴な魔神
達と戦っている武神さんでした(^o^)
仏教に取り入れられると戦いの神という認識
は薄くなっていき慈悲深く柔和な性格に変わ
っています。梵天と並ぶ仏教の二大護法神と
なり、仏教世界の中央にそびえるとされて
いる須弥山(しゅみせん)の頂きから命ある
もの全てを見守っているのです。
人間界も当然見守ってくれていますよ(^^)
お釈迦様の伝記にも梵天と共に登場しお釈迦
様のガードマンであると共にお釈迦様の生涯
を見守った目撃者の役割を果たしています。
大日如来を本仏とする密教では十二天の1人で
あり、千手観音の眷属である二十八部衆の
1人でもあります(^^)
また阿修羅との壮絶なバトルも有名で、
阿修羅には舎脂(しゃし)という超美人の娘
がおり、いずれは帝釈天のお嫁さんにしよう
とプランしていましたが帝釈天はそのことを
知らずに舎脂を奪い取り、手を出して
しまったのです。怒り狂った阿修羅は帝釈天
に戦いを挑みましたが舎脂はその戦いの真っ
最中に帝釈天を愛し正式な夫人となってしま
います。
それを知り余計に逆上した阿修羅は、
天界全体を巻き込む大戦争を引き起こします
“修羅場(しゅらば)”という言葉は実は
この事から生まれた言葉と言われています。
結局阿修羅が戦いの神である帝釈天に勝てる
わけも無く負けて天界から追放されます。
阿修羅の怒りはもっともな事で娘を陵辱
した帝釈天は悪、娘の父の阿修羅は正義と
普通は捉えられがちですが…仏教ではそう
考えません。
阿修羅は怒りで自分を忘れ、戦いに目を
奪われてしまい時既に、娘の舎脂が帝釈天
の正式な奥さんだったのにも関わらず相手
を赦す心を失ってしまっていました。
たとえそれが正義であってもそれに固執
しては、善の心を忘れ、妄執の悪・復讐
の鬼になってしまうこともありますね。
過去を水に流し、人を赦すことの大切さを
この二人の戦いから学ぶことが出来きますね
ご利益は、戦勝祈願、国家安泰の高徳があり
災難から守られ立身出世や蓄財が出来ると
されています。流石って感じですよね(*^^*)
アイドル顔負けの撮影会を繰り広げていた
帝釈天ゾーンの後には今回一番見たかった
「後七日御修法」(ごしちにちみしほ)
の道場の再現を見に会場をぐるぐる\(^o^)/
重要な法会(ほうえ)で使用される
金色に輝く「五鈷鈴」「五鈷杵」「金剛盤」
などの密教法具や、それらを大切に格納して
いたとされる黒漆で塗り固められた皮製の箱
「漆皮箱」も見てきました。
○後七日御修法とは
後七日御修法とは、真言宗で最重要の秘密の
儀式です。毎年正月の8日~14日にかけて、
勅使が、天皇の御衣を納めた唐櫃をその年の
大阿闍梨に渡す御衣伝達式を行なった後
御衣を道場に安置され、真言宗各山の高僧
15人が参列し、7日間にわたり21座の加持
祈祷を勤めるんだそうです。
天皇の安穏と国家の安泰を祈念して加持祈祷
が執り行われます。毎年ニュースでもちらっ
と報道されていますね(^^)
もとは宮中で、今は東寺の灌頂院において
空海ゆかりの密教法具などを用いて毎年続
けられています。
修法が行われる戒壇の厳粛な雰囲気を味わう
ことができます。
残念ながら、もう東寺展終了なので
興味を持たれた方は京都に訪れた際
是非東寺に足を運ばれてみては
いかがでしょうか??\(^o^)/
ここまでお付き合い頂きありがとう
ございます(^^)ぱどまchのブログが
皆さんの何かお役に立てると
幸いです★\(^o^)/