おはこんばんにちは〜★
ぱどまch はよです・ω・♪♪
新年明けましておめでとう御座います。
新年あけて少し経ってしまいましたが
皆さん初詣には行かれましたか??
私も、新年は京都で年越ししました(^^)
四国八十八ヶ所巡礼中なので、感謝の
意を込めて、京都三弘法まいりに行っ
てきました。
昔から四国八十八か所めぐりの遍路の旅に
出る際には、最初に教王護国寺(東寺)で
弘法大師に旅立ちを報告し、最後に高野山
へ満願を報告するといわれています(^^)
ですが明治の初めまでは、京都の弘法大師
ゆかりの3か所に詣でたのだそうですよ。
弘法大師空海ゆかりの3ヶ寺を巡拝する
三弘法まいりの風習は、江戸時代中期が
起源とされていて正月の3日間にお参りす
れば一年中の厄を逃れられるとされています
または毎月21日の弘法大師の縁日に巡礼
する習わしもあります(^^)
また、四国八十八ヶ所霊場を巡るお遍路が、
道中安全を祈願して3ヶ寺で菅笠・金剛杖
納札箱を授かり、それらを身につけて巡礼
する風習もあったのだとか。
三弘法まいりの風習は昭和30年代頃には
いったん廃れましたが、平成24年(2012)
に「京都三弘法霊場会」が結成され、半世
紀ぶりに復活しました♪♪
その三ヶ寺が東寺、仁和寺、神光院です。
順不同になりますがご紹介していきます。
○教王護国寺(東寺)

東寺は正式名称を教王護国寺といい、
東寺真言宗の総本山であり、根本道場でも
あります\(^o^)/
平安遷都の時期と共に建立された東寺を、
唐の国で密教を学び帰国した弘法大師が
天皇より賜り真言密教の根本道場としました
東寺は密教美術の宝庫で、「伝真言院曼荼羅」
をはじめ国宝や重要文化財だけでも約25,000
点あります。これらの寺宝のうちから、
春秋にテーマを決めて公開されています。
現在でも「お大師様の寺」として庶民に
広く愛されているお寺のひとつですね。
弘法大師の月命日にあたる21日は「弘法
さん」として縁日になっており、東寺の境内
には沢山の露店がひしめき、賑わっています。
○仁和寺

真言宗御室派総本山の寺院で、
光孝天皇の勅願で886年(仁和2)に建て始
められていましたが、同天皇は寺の完成を
みる事なく翌年に崩御。遺志を継いだ宇多
天皇により888年(仁和4)に落成、
「西山御願寺」と称されましたが、やがて
年号をとって仁和寺と呼ばれるように
なります。
宇多天皇が出家後、伽藍の西南に「御室」
と呼ばれる僧坊を建てて住んだため
「御室(仁和寺)御所」との別称が
あります。その後も皇族や貴族の特別な
保護を受け、歴代の門跡(住職)は、
江戸時代が終わるまで皇室出身者が務める
事となり、門跡寺院の筆頭として仏教各宗を
統括していました。
(第30世門跡伏見宮純仁法親王の還俗に
より宮門跡の歴史は幕を閉じる)
室町時代にはやや衰退し、応仁の乱により
伽藍は全焼、それから1世紀半もの間、
現仁和寺の南にある双ヶ丘にて、僅かに堂舎
を構えるのみとなります。
寛永年間(1624年-1644年)に入り、
徳川幕府により伽藍は復興されました。
また春には御室桜が綺麗だと有名ですね(^^)
○神光院

昔上賀茂神社の神職が「霊光の照らした
地に一宇を建てよ」という神託を受けた
ことから建てられたのが神光院です。
寺名もそのエピソードが由来という
小さな寺院となっていますが神光院は弘法
大師が修行を行った寺であり、弘法大師が
修行中に眼病治癒のご祈祷をしていたこと
から、眼病にご利益のあるお寺としても
広く知られています\(^o^)/
7月にはきゅうりへ病苦を封じる疫病除け
「きゅうり封じ」のご祈祷が行われること
でも有名です。「きゅうり封じ」は弘法
大師が行ったとされる密教の秘法とされ、
きゅうりに名前と年齢を書き込み、祈祷の
後に家に持ち帰り、土に埋めたり川に流し
たりすると病が失せるといわれています。
以上簡単ですが、ご紹介させて頂きました!
現在でもお正月の三が日や21日の弘法大師の
ご縁日に合わせてお寺を巡る方が増えている
んだとか…。1年の無病息災を願って機会が
あれば訪れてみてはいかがでしょうか??
ここまでお読み頂きありがとうございます
ぱどまchのブログが皆さんのお役に立てる
と幸いです\(^o^)/